【ROSSO III Hレンジ】タイヤ寿命の実測値とちょっとした感想等について【YZF-R3】

Posted by on February 25, 2024 · 1 min read

先日R3のタイヤを交換したので、これまで履いていた
Pirelli Diablo ROSSO III Hレンジ
の寿命がどれくらいだったか、実測値を公開したいと思います。
また、その後にこのタイヤを履いてみての感想やおまけ情報を軽く載せておきます。
それぞれタイヤ選びの参考になれば幸いです。

■結論

まず、結論としては以下のとおりです。

装着車両: YAMAHA YZF-R3(320cc)
サイズ:
・フロント: 110/70 R 17 M/C 54H TL
・リア: 140/70 R 17 M/C 66H TL
空気圧: フロント200kPa / リア250kPa(車体標準)
交換までの走行距離: 16,511km
使用期間: 2022/6/17~2024/2/23(約1年8ヶ月)

交換日当日の写真がなかったので、代わりに 15,972km時点 の写真ですが、スリップサイン1~2mm手前といったところです。

▼フロント側
フロント側

▼リア側
リア側

■ちょっとした感想

もともと純正のツーリングタイヤ(Dunlop SPORTMAX GPR-300)と比較して、

・よりグリップ性能の良いもの(スポーツタイヤ以上)
・ツーリングユースに耐えられる寿命(10,000km以上)
・温度依存性が低い(雨天、冷間時にも強い)

といういいとこ取りなタイヤを求めて、当時の選択肢の中では最も良かった本タイヤを選びました。
これらに対する実際に使ってみた感想としては、

・よりグリップ性能の良いもの(スポーツタイヤ以上)

→GPR-300より良いかはわかりませんが、公道を走っていてグリップ性能が足りないと思う場面はありませんでした。(2回ほどリアタイヤが滑ったことがあった気がしますが、いずれも路面に砂が浮いている等、外的要因由来のものだったはずです。)

・ツーリングユースに耐えられる寿命(10,000km以上)

→文句なしの高寿命でした。特にそこそこ重量のある荷物(最低でも50Lのトップケース一杯~多いときはタナックスのキャンピングシートバッグ)を積んで長距離を走ることが多い状況で、この結果なことは大きなアドバンテージかと思います。

・温度依存性が低い(雨天、冷間時にも強い)

→これも想定通り乾燥時と変わらない走り心地で、安心感を持って走れるものでした。特に寿命直前の摩耗した状態でも、スリップ等危険な状態になるまでの性能ダウンが起こらなかったところが良かったと思います。

と、納得のいくタイヤでした。
そのため、それこそツーリングタイヤの上位互換的タイヤとして、このタイヤはかなりおすすめと考えています。
ちなみに現在は後継のROSSO IVでも小排気量車向けのHレンジのサイズが揃っているはずなので、今から履くのであればこちらのほうが良いかもしれません。
以上、ちょっとした感想でした。

■おまけ

ところで、ハイグリップタイヤにも実は同じような特徴があるとされているタイヤがあります。
それがMetzeler Sportec M9RRというタイヤで、こちらも同様に高寿命(10,000km程度?)且つ雨天時の性能を売りにしています。

▼ウェット性能を紹介する商品PV

前回交換時には無かったと思いますが、今回R3向けのサイズラインナップがあったので、ROSSO IIIからの交換先としてこちらのタイヤを選びました。
実際、どの程度の寿命・冷間性能があるのか、これからじっくり見ていきたいと思っています。
以上、おまけでした。

それではまた。